公開日 2026年07月03日
このたびの伊江村長選挙におきまして、村民皆さまのご信任を賜り、無投票により二期目の重責をお預かりすることとなりました。
改めてその責任の重さを痛感するとともに、これまで村政を支えて下さった多くの皆さまに、心から感謝申し上げます。
さて、本村を取り巻く課題は、依然として山積しています。人口減少と少子高齢化の進行は、地域の活力や将来の担い手に直結する喫緊の課題です。
若い世代が安心して子どもを産み育てられる環境づくり、島で働き続けることが出来る雇用環境の整備、移住・定住につながる住環境の整備など、
総合的な人口減少対策を一層加速させなければなりません。
また、物価高騰は日々の暮らしに直接影響を与えています。電気料金や燃料価格・食料品価格の上昇は、家計はもとより、
農漁業を始め多くの事業者の皆さまの経営に大きな負担となっています。
村としましては、これまで実施してきた各種支援策を検証しつつ、国や県の施策も活用しながら、物価高騰対策を継続・充実させていきたいと考えております。
加えて将来にわたり安心して暮らせる行政サービスの提供に向けて、現在進めている新庁舎等複合施設の整備は、村づくりの大きな柱となる事業です。
分散している行政機能を集約し、災害に強く、誰もが利用しやすい役場庁舎とすることに加え、子育て・福祉・文化活動・防災避難施設など、
さまざまな機能を一体的に備えた複合施設として整備計画を進めていきます。
今後も村民から寄せられた意見を踏まえながら、交流や学びの場、世代をこえて集える居場所として、多くの方々に親しまれる施設となるよう、計画を公開しながら事業を進めてまいります。
こうした大きな事業を着実に進めるためには、限られた財源を有効に活用し、将来世代に過度な負担を残さない、健全な行財政運営が不可欠です。
二期目の行政運営におきましても「効率化すべきところは徹底して効率化し、守るべきところはしっかり守る」という姿勢のもと、
事業の優先順位を明確にしながら、選択と集中を図ってまいります。
同時に、村民の皆さまへの情報発信と説明責任をこれまで以上に重視し、開かれた村政の実現に努めてまいります。
あわせて、離島である本村の特性を生かした観光振興や農水産・畜産業の振興、教育・福祉・医療の充実、
島の自然環境の保全と再生可能エネルギーの推進など、これまで進めてきた施策をさらに前に進めてまいります。
国や県、近隣自治体との連携を一層深めるとともに、大学や民間企業との協働により、持続可能な村づくりを進めてまいります。
伊江村は、豊かな自然環境と、先人たちが築き上げてきた歴史と文化を受け継ぐ、誇りある島です。
このかけがえのない故郷を次の世代へとしっかりと引き継いでいくためには、行政だけでなく、村民皆さまが、それぞれの持ち場で力を発揮していただくことが何よりも重要です。
村民と行政が対話を重ね、知恵と力を出し合いながら「住んでよかった、住み続けたい、帰ってきたいと思える伊江村」の実現に向けて、ともに歩んでいきたいと考えております。
結びに、村民皆さまの声にこれまで以上に耳を傾け、現場主義を徹底しながら、「互いに支えあい活力ある村づくり」に全力で邁進する決意です。
引き続きご理解とご協力を心よりお願い申し上げ、二期目就任のごあいさつといたします。
令和8年7月
伊江村長 名城 政英

