具志原貝塚

公開日 2022年11月15日

具志原貝塚

具志原貝塚 (現在)

島の南海岸、伊江港の砂丘になる貝塚で、初めて沖縄で九州産の弥生式土器が発見された遺跡として知られ、ゴホウラ貝の半製品、製品が多数出土し、貝交易が盛んになされた地域であったことでも注目されています。貝輪、貝皿、貝鐘、貝札などの貝器文化を物語る遺跡が豊富であります。また、縄文前期に相当する条痕紋土器の層が下層で確認され、伊江島でも最も古い新石器時代遺跡で5千年前まで溯ることが解かり、埋葬人骨も検出されました。沖縄の数多くの遺跡の中でも、多彩で豊かな内容をもつ貝塚であると言えます。同貝塚は昭和49年の県指定後、61年に国指定史跡となりました。

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具志原貝塚

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