公開日 2015年01月21日
地震・津波の場合、発生から対応するまでの時間的余裕がなく、その被害予防については、日頃からの備えが重要になります。
日頃の対策
- タンスや家電製品などを壁に固定し、地震発生時に倒れて怪我をしないようにしましょう。
- 地震対策の施されたガス器具や家電製品を使用するようにしましょう。
- 次のものを日頃から用意し、緊急時にすぐに持ち運べるようにしておきましょう。
食料品、飲料水(3日分程度)、薬、カセットコンロ(カセットボンベ)、携帯ラジオ、懐中電灯(乾電池)、衣類、貴重品など。
また、浴槽や大きめのバケツなどに水を貯めておき、断水時の生活用水として利用できるようにしましょう。 - 地域の避難場所を確認しておきましょう。
避難場所のお問い合わせ 電話:0980-49-2001
ホームページでも確認できます:災害時の避難場所
地震が発生したら
たいていの場合、あわてて外に逃げようとします。通常、静かな大地がぐらぐら揺れるのだから恐怖でパニックになるのは当然です。でも、揺れている最中に外に飛び出すのは、落下物や横転物などで危険がいっぱいです。
揺れがおさまるまで机やテーブルの下に身を隠しましょう。落下物から身を守るのに最適な方法です。身近にない場合は布団などを身にまとい、周りに倒れそうなものがない場所に移動しましょう。特に頑丈なテーブルや机の下は、セーフティーエリア(安全な空間)となります。万が一、家屋が倒壊した場合でも、隙間ができて助かる確率は高くなります。
強い地震を感じたり、弱くても揺れがゆっくりだった場合は、急いで高台や近くの高い建物に移動しましょう。
がけや地盤の弱いところ、高い建物のそば、自動販売機や塀のそばには近づかないようにしましょう。
ラジオやテレビなどから、最新の地震・津波情報を入手するようにしましょう。
必ず火の元の始末をしましょう。(地震の被害は、火災による二次災害が大きいため)
避難する場合
危険を感じたり、村や消防団、駐在などから指示があった場合に備えて、すぐに避難できるように準備しておきましょう。
避難の際の注意
必ず火の元の確認を行いましょう。
荷物は最小限にとどめて、背中に背負うなど、とっさの事態に対処できるようにしましょう。
できるだけ車の使用はやめましょう。(原則避難方法は徒歩である)
隣近所にも声をかけて、一緒に避難するようにしましょう。
地域内に体の不自由な方や高齢の方がいる場合は、地域で協力して避難の援助をしましょう。
津波警報解除、注意報解除、など危険が無いと宣言されるまで、勝手な行動はしないようにしましょう。(自己判断で家に戻り、津波に襲われた事例や余震により被害にあった事例があります。)