公開日 2015年02月18日
じゅうに (本調子) 〈伝承地:西江上〉
〔系統:会所踊い系<ヤマト。 踊の構成等:2人。 二才踊い衣装。小道具:扇を持って踊る〕
じゅうにちょうちんばな
むらさちにかきつばた
あやめかすいせんくれないの
花はいるいるゆいにゆいの花
ユイワーサユイワイナー
大意
じゅうに ちょうちんばな むらさき
かきつばた あやめ すいせん くれない
花はいろいろ ゆいに ゆいの花
語意
じゅうに=不詳。 ちょうちんはな=べんけいそう。 むらさき=紫。ムラサキ科の多年草。高さ約50センチメートル。日当たりのよい草地に自生。夏、白色の小花を開く。 かきつばた=杜若。アヤメ科の多年草。池沼や湿地に生じ、高さ約70センチメートル。葉は広剣状。 あやめ=菖蒲。アヤメ科の多年草。やや乾燥した草原に群生。根茎は地下を這い、毎年、剣状の細長い葉数枚を直立。5~6月頃花茎の頂端に紫色または白色の花を開く。(『広辞苑』)。 ゆいに=百合に ゆいの花=ユリの花
解説
草花を集めて歌ったようである。じゅうには、十二の意か、不詳である。
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