公開日 2025年03月31日
飼い主のいない猫について
伊江村では、放し飼いや無計画な繁殖による、野良ねこの増加で糞尿被害や人に対する咬傷・引搔き傷などで診療を受ける事例が発生しています。
さまざまな相談の中で、捕獲や処分をして欲しいとの相談もありますが、猫は法律で愛護動物と定められており、むやみに捕獲や処分を行うことはできません。
そのような現状の中、伊江村において令和元年度より「公益財団法人どうぶつ基金」さんの協力をいただき
飼い主のいない猫を対象に無料で不妊去勢手術が受けられるチケットを利用した「さくらねこ無料不妊手術事業」を活用し、
伊江村内のボランティアさんにご協力をいただきTNR事業を行っています。
「さくら猫サポーター」として、ご寄付でTNR事業を支援することもできます。
【さくらねこチケット:行政枠利用実績】
協 力 団 体:一般社団法人スペシャルワンクルーアソシエーション・琉球わんにゃんゆいまーる・猫のおうちMIKE
協力動物病院:TNRよみたん・onna動物診療所・名護動物医療センター・豊見城動物高度医療センター
北谷動物医療センター・WOLVES HANDグループ
令和元年度 5匹(※村単費で他に10匹) 合計: 15匹
令和2年度 129匹(+猫のおうちMIKE他40匹) 合計:169匹
令和3年度 140匹(行政枠実績) 合計:140匹
令和4年度 152匹(行政枠実績)+ 22匹 合計:174匹
令和5年度 188匹(行政枠実績)+143匹 合計:331匹
令和6年度 4月(行政枠18匹)+ 6匹 R6. 4月・猫TNR 4月
7月 台風のため中止
10月(行政枠16匹)+12匹 R6.10月・猫TNR 10月
11月(行政枠14匹)+11匹 R6.11月・猫TNR 11月
12月(行政枠15匹)+ 3匹 R6.12月・猫TNR 12月
令和7年 1月(行政枠 0匹)+13匹 R7. 1月・猫TNR 1月
【総 合 計】745匹(行政枠実績)+293匹=1,038匹 (令和7年3月末現在)
「さくらねこ無料不妊手術事業」とは
公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、
地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行います。「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない
猫に対し、「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先を
さくらの花びらのようにⅤ字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの
命を全うさせ、飼い主のいない猫にかかわる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。
「猫を飼っている方へ」
「猫の飼養及び保管に関する基準」(環境省)に飼い猫は室内飼養に努めることが明記されています。
屋外での放し飼い、置きエサは、ご近所トラブルや不幸な命を増やす原因になります!
室内飼養されている猫についても、万が一迷子になる可能性もあることから、首輪の装着をお願いします。
繁殖を望まない場合は必ず不妊手術を行いましょう。病気の予防や尿をかけるスプレー行為、繁殖期の
鳴き声を軽減できます。
公益財団法人どうぶつ基金 https:/www.doubutukikin.or.jp
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