公開日 2021年03月24日
飼い主のいない猫について
伊江村では、屋外飼育や無責任なエサやり無計画な繁殖による野良ねこの増加で糞尿被害や人に対する咬傷・引搔き傷などで
診療を受ける事例が多発し、さまざまな相談の中で、捕獲や処分をして欲しいとの相談もありますが、ねこは法律で愛護動物
と定められており、むやみに捕獲や処分を行うことはできません。
そのような現状の中、伊江村において令和元年度より「公益財団法人どうぶつ基金」さんから
無料で不妊去勢手術が受けられるチケットを利用した「さくらねこ無料不妊手術事業」を活用し、村内のボランティアさんと
琉球わんにゃんゆいまーるさん、猫のおうちMIKEさんにご協力いただき事業を行っています。
今年度は特にコロナウィルス感染拡大により、渡航自粛や感染予防対策等、厳しい状況のなかの活動に感謝申し上げます。
【さくらねこ行政枠利用実績】協力動物病院:TNRよみたん・北谷動物医療センター・名護動物病院医療センター
令和元年度 5匹 (※村単費で他に10匹)
令和2年度 129匹 (行政枠:令和3年3月23日現在)
40匹~(猫のおうちMIKE他:3月23日現在)
169匹~(令和2年度実績)
【令和3年1月~3月:50匹】➡1月14日1月23日1月30日2月4日2月6日2月16日2月25日3月4日3月11日3月21日
「さくらねこ無料不妊手術事業」とは
「さくらねこ無料不妊手術」とは※飼い主のいないねこに対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、
Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、
「地域のねこ」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する
活動です。
「猫を飼っている方へ」
飼い猫は室内飼養が推奨されています。屋外での飼養エサやりは不幸な命を増やす原因になります!
室内飼養されている猫についても、万が一迷子になる可能性もあることから、首輪の装着をお願いします。
繁殖を望まない場合は必ず不妊手術を行いましょう。病気の予防や尿をかけるスプレー行為、繁殖期の
鳴き声を軽減できます。
公益財団法人どうぶつ基金(外部リンク)